外国人のシングルマザー(離婚・死別・未婚などで、子どもを一人で育てている母親)は、日本で暮らすうえで多くの課題があります。言語の壁、制度の複雑さ、在留資格の制約など。しかし、支援制度は確実に存在します。このガイドでは、どのような制度を使えるか、どのような手順で申請するか、そして “自立” に向けたサポートまでを整理します。
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1. 外国人シングルマザーとは?
日本に住む外国人シングルマザーとは、以下のような状況の人を指します。
- 離婚・死別・未婚などの理由で子どもを母親一人で育てている
- 在留資格を持って日本に居住している(ただし、ビザの種類によって使える制度が制限されることがある)
- 日本人シングルマザーと比較して、言葉・文化・制度理解などの面でより多くの支援やサポートが必要になることが多い
このような背景から、経済的・生活的な支援制度や手続き支援、相談窓口の活用がとても重要です。
2. 外国人シングルマザーが受けられる主な支援制度
以下は、比較的よく使われている制度です。お住まいの自治体により詳細や給付額・条件は異なりますので、該当地域の役所で確認してください。
| 制度名 | 内容 | 主な対象/条件 | 具体的なメリット例 |
|---|---|---|---|
| 児童扶養手当 | ひとり親家庭の経済的負担を軽減するための手当 | 永住者・定住者・特定活動(定住目的)など在留資格を持つこと。所得制限あり。 | 毎月一定額の手当が支給される。収入が少ない時に大きな助けになる。 |
| 児童手当 | 0歳から中学卒業までの子どもを対象 | 特別永住者・永住者・定住者などの在留資格で、住民登録がされていること | 子ども一人当たり月額支給(年齢により金額が異なる)。子育ての基礎費用を補助。 |
| 医療費助成(マル親制度) | ひとり親家庭の医療費自己負担を減らす制度 | 多くの自治体で “ひとり親家庭” と認められていること。住民登録および在留資格などの条件。 | 通院・入院の費用が軽減、あるいは一部無料になる。薬代などの自己負担額が少なくなる。 |
| 住宅支援 | 公営住宅の優先入居/住宅手当/家賃補助等 | 所得制限あり。自治体によって対象となる在留資格の種類が異なる。 | 家賃の負担が軽くなる。住まいが安定することで子どもの生活も安定。 |
| 生活福祉資金貸付制度 | 低所得世帯向けに無利子または低利の貸付 | 普通は住民票登録、一定の所得以下であること。自治体や都道府県の要件を満たすこと。 | 急な出費や学費・引っ越し費用など、手元資金がないときの支えになる。返済条件も比較的柔軟なことが多い。 |
| 保育料の減免・無償化 | 保育所・認定こども園等の保育料を減免または無償化 | “ひとり親家庭” の認定。利用する保育施設・自治体により制度の有無と条件が異なる。 | 保育料が軽くなることで働きに出やすくなる。家計への負担が小さくなる。 |
3. 支援を利用するための条件と申請方法
制度を使えるかどうかは「条件を満たすか」が鍵です。以下のステップを参考にしてください。
主な条件
- 在留資格
永住者、定住者、特別永住者など、比較的長期間・安定した在留資格であることが求められる制度が多い。観光ビザなどでは申請できない制度もあるので注意。 - 所得制限
制度によって「前年の収入」が一定以下であることが条件。扶養家族数や居住する地域によって基準が違う。 - ひとり親であることの証明
離婚届の受理証明書、戸籍謄本、父母の死亡証明などが必要になる。未婚の場合は父親との関係性や子の認知などの関係で必要書類が異なる自治体も。 - 住民登録
日本の住民基本台帳に登録されていること。住んでいる市区町村がきちんと住民登録されていれば、多くの制度の窓口になります。
申請の手順(一般的な流れ)
- お住いの市区町村役所の「福祉課」「子ども家庭課」などの窓口で相談
- 制度の説明を受け、申請書をもらう
- 必要書類を準備する(例:在留カード、住民票、収入証明、ひとり親である証明)
- 申請書を提出する
- 申請後の審査を待つ → 支給可否・支給額が決定される
- 支給が始まる/制度が利用できるようになる
注意点
- 各制度ごとに申請締切・申請可能な時期が異なる
- 在留資格が切り替え中・失効中だと申請できないことがある
- 所得や資産をどこまで申告するかについて自治体ごとの規定がある
4. “今”の生活を支えるサポート ~制度以外の支援~
制度だけでは足りない部分があります。以下のサポートも活用しましょう。
| サポート内容 | 例 |
|---|---|
| 相談窓口の活用 | 市役所・区役所の外国人相談窓口、多言語対応の窓口。法律相談、生活相談ができるところを探す。 |
| NPO/支援団体 | 子育て支援、食料支援、就労サポートなどを行う団体。日本語が苦手でも手助けしてくれる団体が多い。 |
| 手続き代行・専門家の支援 | 行政書士・社会福祉士等による手続きのアドバイス・代行。言語サポートを含めた相談。 |
| スキルアップ・就労支援 | 職業訓練講座、資格取得支援、オンライン学習など。仕事の選択肢を増やすことが将来的に負担を減らす。 |
5. 未来に向けた自立支援
単に「支給を受ける」だけでなく、将来の安定・自立につなげる考え方が大切です。
- 長期的な収入の安定を考える:就労先や資格取得で収入が安定すると、子どもの生活環境も改善しやすい
- 住居の安定:家賃補助だけでなく、住みやすい地域・保育や学校・公共交通が便利なところに住むことを検討する
- ネットワーク作り:同じような境遇の人とのつながり、支援団体とのつながりは情報や助けを得るうえで非常に有効
- 情報収集を定期的に:制度は改定されることがあるので、自分が住んでいる自治体のサイトや窓口で最新情報をチェックする
当事務所のサポート内容
国際結婚のビザ申請は、必要書類が多く、審査のポイントも国や状況によって異なります。
「どんな書類を準備すればよいか分からない」「書類の書き方が不安」という方も少なくありません。
当事務所では、そうしたお悩みを一つずつ整理し、準備から申請、そして結果が出るまで一貫してサポートいたします。
1. 必要書類のご案内と収集サポート

戸籍・住民票・婚姻証明書など、日本側・外国側それぞれの必要書類を整理し、取得をサポートします。
手続きが複雑な国の方でも、スムーズに準備できるよう丁寧にご案内いたします。
2. 申請書類の作成

交際の経緯や結婚の真実性を丁寧にヒアリングし、入管審査で信頼性が伝わる説得力のある書類を作成します。
「どう説明すれば伝わるのか」「文章に自信がない」という方もご安心ください。
3. 入管への申請取次

行政書士が正式に入管へ申請取次を行います。
法令に基づいた適切な形式で書類を整え、審査がスムーズに進むようサポートいたします。
4. 不許可時の再申請サポート(無料)

当事務所にご依頼いただいたにもかかわらず不許可となった場合は、
申請書類の見直し・追加資料の提案などを行い、再申請。場合によって再々申請を無料でいたします。
※一部条件あり
ご依頼の流れ

1. お問い合わせ
まずはお問い合わせフォームよりご連絡ください。
内容を確認のうえ、担当者より折り返しご連絡いたします。
2. 初回相談(無料)
ご希望に応じて、以下の方法でご相談いただけます。
- オンライン相談:こちらから接続用URLをお送りします。特別な準備は不要です。
- 当事務所での対面相談
- 出張相談
- ご自宅や近隣のカフェ等でも対応可能です。
※その際は別途交通費を頂戴いたします。
- ご自宅や近隣のカフェ等でも対応可能です。
💬 初回相談は無料です。お気軽にご利用ください。
3. ご依頼の手続き
- ご依頼内容の確認・ヒアリング
相談内容をもとに、必要な手続きや書類について丁寧に整理・ご案内いたします。 - 書類作成・申請サポート
必要書類を作成し、確認のうえ行政機関へ提出します。
在留資格(結婚):日本人の配偶者等の在留資格申請に関する書類作成・提出 - 手続き完了のご報告
申請や手続きが完了したら、結果をご報告いたします。
4. アフターフォロー
手続きが完了した後も、不安なことやご相談があればいつでもご連絡ください。
当事務所にご依頼いただいたお客様は、相談回数無制限・無料で対応いたします。
当事務所が選ばれる理由(お客様の悩みを解決します)
── 配偶者ビザで多くの方が抱える不安に、当事務所は的確にお応えします。
1. 書類準備のストレスを減らしたい方へ
「平日は忙しくて、行政書士に電話する時間がない…」
配偶者ビザは書類が多く、準備に時間と労力がかかります。
当事務所では LINEでいつでも相談可能。
進捗確認やちょっとした疑問も、その場で気軽に聞けるため、
書類準備の負担を大幅に軽減できます。
2. 手続きに自信が持てず、不安を感じている方へ
「ネットで調べても難しくて、本当にこれで合っているのか不安…」
行政書士としては珍しく、当事務所は ウェブ・SNSの運用にも精通しています。
制度や書類のポイントをかみ砕いて説明し、
ご夫婦が “理解してから進められる” 安心のサポートを提供します。
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配偶者ビザはお二人の人生に深く関わる重要な手続きです。
だからこそ当事務所では、柔らかく、話しやすいコミュニケーションを徹底しています。
不安や心配事を安心して打ち明けられる、寄り添い型のサポートをご提供します。
まとめ
外国人シングルマザーとして日本で生活していく上で、「知らない」ことが大きな障壁になることがあります。しかし、利用できる制度はちゃんとあり、「手続きを支える窓口」「言語サポート」「専門家の助け」なども存在します。
まずは、あなたの 在留資格・住んでいる自治体・所得の状態 を整理して、どの制度が利用できるかを確認すること。相談窓口やNPOなどを使って、一歩を踏み出してみてください。そして、未来に向かって無理なく自立できるよう、少しずつ準備を進めていきましょう。